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幻の山里

幻の山里 ─しみず両河内─

「両河内」という地名は地図の上にはありません。
静岡県静岡市清水区の北部、興津川上流にある「西河内」「中河内」の両方をあわせ「両河内」と呼ばれています。
昔々は両河内村というのがありましたが、時代の流れの中でその地名は無くなりました。

今もそれら地域の川沿いには実にたくさんの集落が点在しています。
どの集落にもお茶を育てて生計をたてる農家が暮らしており、日々お茶作りに精を出しています。

地名は消えても、「両河内」が銘茶の呼称として語り継がれているのは、名も無い先人たちが、両河内の茶作りを脈々と守ってきてくれた証です。

古文書によると、両河内には大和時代にすでに人が暮らしていたと記されています。
戦国時代には、甲斐の国(現在の山梨県)より武田信玄の家臣たちが移り住んだと言われ、貝伏(かいぶし/甲斐武士)という地名が現在に残っています。
今でも多くの末裔たちが、両河内の地でお茶を作っています。
※参考文献/両河内村誌